同窓会長を辞任しました

去る6月27日に開催された福島県立視覚支援学校同窓会の総会において、長年務めてきた同窓会会長を辞任しました。

この機会に母校同窓会との関係についてまとめておきたいと考えました。


昭和54年度に私は校長の命により筑波大学理療教育研究室に内地留学をして、1年間臨床教育および実技向上のため積極的に努力してきました。

留学が終って帰宅する新幹線の中で、これからこの留学の成果をどのように活用するかについて思案していました。


その頃の学校は、底辺校と言われており評価の低い学校であることがよくわかりました。

学校に戻っても恩師の先生方がおられるので、自分が社会に出て活躍することなどは許されるはずはないという状況をよく知っておりました。

そこで注目したのが同窓会活動でした。そのころ私の年齢は32歳の若者でした。

同窓会はあるものの実態がなく、最初に取り組んだのが会則の作成、会員名簿の整備でした。

次の年から筑波大学の西條教授に依頼して論文を選択してもらってそれを点字印刷をして全国の点字利用者に届けるという出版活動でした。

このことにより理療科教育の向上が高まり、また全国の盲学校や視力障害センターから注目されるようになってきました。筑波大学との関係も深まり母校から理療科教員養成課程への進学者が徐々に増えて、4年連続で入学者を出したこともあり大きな喜びになりました。

更に、点字出版活動によって集まった金額は5百万円を超え、母校生徒の大会参加費用は同窓生からは集めることがなくなり、活動費用を充当すれば間に合うようになりました。

いまだにこの積立金は残っており、母校の活動を支えています。


私は現在72歳になりましたが、同窓会とともに歩んだ年数は40年間の長きになりました。この期にあたり会長を辞めて次世代に託すことを決意しました。

長い間事務局員、役員および会員の皆さまには大変お世話になり、心より厚く御礼申し上げます。

これからは会を見守り、今後の活動に期待したいと思います。



この記事へのコメント

watanobu
2021年07月04日 15:36
武藤先生長い間お疲れさまでした同窓会参加して楽しいことたくさんありましたね

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